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「apa ini PUTRA PUTRI」
2019年11月25日~12月8日
安藤圭汰

Artas Gallery第1回目の企画展は福岡や東京を中心に活躍している若手作家の安藤圭汰による個展。

安藤圭汰は「生死無常と劣化の段階」をテーマに作品制作と発表を行ってきた福岡をベースに活動している若手を代表する作家です。


本展は安藤圭汰がインドネシア、ジョグジャカルタでの約1ヶ月間のアーティスト・イン・レジデンスで制作された小作品群とレジデンスから日本へ帰国後に描かれた作品が発表された。


帰国後に描かれた作品は、レジデンス前の集大成である大分県由布院での展示後から生と死をテーマにした作風が変わり、ジョグジャカルタ滞在中にタマンサリ奥地の瞑想場で体験した修行で得た宗教的なアイコンを二次元の平面性を利用しながら複数の意味を宿らせる多層的な絵画を制作する事にチャレンジしており、ヒエロニムス・ボスを彷彿とさせながら高度な宗教画の様相を呈した、他に類をみないジャンルを開拓したといえる。


レジデンス中に描かれた小作品群では生活感のある生々しい感触や人物のドローイングから血の通った動きがあり、安藤圭汰の転換点となる展覧会になった。


11月30日(土)と12月1日(日)の2日かけて「君臨」に加筆する形でライブドローイングを行い、11月30日に日中の断食明け時間17時30分まで、12月1日は「safuru」と呼ばれる時間帯である夜中2時30分から始まる夜明け断食の開始時間を表現した。本来のラマダンは数ヶ月続く為17時30分以降は水分などは口に出来るのだが2日間丸々絶食してライブドローイングを行った。


ライブドローイングはYoutube、Facebook、Twitter、Instagramでライブ配信されており、安藤圭汰の制作風景を記録として残せた貴重な試みも行えた。


12月7日(土)、12月8日(日)にはアイフォンケース、クリアファイル、紙に似手絵を描くミニライブドローイングも開催され収益は全て安藤圭汰の活動資金に充てられた。


今回の個展のテーマの根幹に関わるタマンサリ奥地の瞑想場で安藤圭汰が体験した修行が描かれたマンガも冊子化し販売や靴に直筆の絵を描く作品の販売もされた。

ギャラリー入り口から正面に見える壁にライブドローイングで加筆された「君臨」(11月30日までは加筆される前の作品が展示された。)


「君臨」を正面に左手の壁に展示のタイトルとなった「apa ini PUTRI」850mm×655mm、「apa ini PUTRA」910mm×730mm、「apa ini PUTRI」8号サイズ縦、「apa ini PUTRA」8号サイズ縦の4点。


「君臨」を正面に右手の壁は小作品群「clean and unclean」、「naked drawing」のシリーズ合計30点、変形サイズ作品「memento mori」3点。


入り口横に台を設置し現地で描きためたスケッチブックや現地でのスナップ写真を展示され、安藤圭汰の作風の変化の一端を感じられる様になっていた。

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「re : apa ini PUTRA PUTRI -clean and unclean-」

2019.12.14~12.25

安藤圭汰

インドネシア、ジョグジャカルタでのアーティスト・イン・レジデンスでの展示のリヴァイバル展。


アーティスト・イン・レジデンス中に描かれた「Clean & Unclean」(Artas Gallery買い上げ作品)を中心に、安藤圭汰の作風の転換点となった作品をギャラリーの視点で構成した展示内容となった。


レジデンス中に描かれた「Clean & Unclean」には仏像が優しく描かれており、これまでの安藤圭汰作品には見られなかった、タッチが優しく、線が崩された生々しい生活感が表現されている。


この作品は元々発表される予定は無く安藤圭汰のアトリエにしまわれていたものをジョグジャカルタでの展覧会の写真に写り込んだものを、アルタスギャラリーのアートディレクターである峰松が気に留め発表に至った経緯がある。


この作品には日本へ持ち替えられた時に出来たシワなどが入っており、安藤圭汰が現地で体験した人と人の距離が物質的にも精神的にも近しく、喧騒に溢れた生命感に満ちた環境を想像させ、アーティスト・イン・レジデンスでしか表現し得なかったであろう、安藤圭汰の制作のテーマである「生と死」の中でも多数の宗教が共存しあっている多文化主義の価値観からアプローチされた作品として、安藤圭汰の作品では「生」の部分の美しさや優しさが強調された珍しい作品となっている。


「Clean & Unclean」の正面に2017年に制作された「九相観図」シリーズ6点を3点にまとめ、入り口から左手に「apa ini PUTRI」、入り口からみて右手に「君臨」を配置した。


「九相観図」は安藤圭汰の作品のメインテーマであった生と死の集大成として制作されており、大分県、由布院での大規模な公開展示で発表された作品。架空の生き物の死骸が朽ちていく様相が段階を踏んで描かれて行っており、安藤圭汰の制作のテーマである「生死無常と劣化の段階」の根幹であるシリーズを超技巧で描かれている彼の代表的なシリーズである。


安藤圭汰が美しいものとして感じ描かれているのでグロテスクさは一切なく、「生」だったものが「朽ちていく」美しさが表現されており、安藤圭汰自身と安藤圭汰と同世代を含む時代で評価されるべきシリーズである。


ジョグジャカルタで描かれた「Clean & Unclean」の対面に配置される事によって安藤圭汰の持つ徹底した生と死に対する俯瞰した視点が分かりやすく体験できるような配置にした。


「apa ini PUTRI」はインドネシアからの帰国直後に描かれており、選定理由はこれまでの作風に見られなかった色面で構成された作品であり、作風全体で鉛筆や木炭などを使用して描かれたものでは無く、塗るという作業が全面に出てきている作品であり、これまでにない技法でアプローチされており、描き込み主体の作品の中でも際立って異質だった為の選定。

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安藤圭汰略歴
Keita Ando Profile

安藤圭汰

1992 年 神奈川県川崎市生まれ


展覧会

2013 年 ギャルリー志門 第3回ドローイングとは何か「入選入賞者展」 東京

2014 年 ギャルリー志門 第3回ドローイングとは何か 大賞受賞記念個展

「安藤圭汰展」 東京

2014 年 アートスペース貘「柴田高志× 安藤圭汰」 福岡

2014 年 幻冬舎「PONTOON」中山七里「ワルツを踊ろう」全10 話 扉絵

2015 年 SICF16 東京

2015 年 福岡県立美術館 「九州コンテンポラリーアート」

2016 年 アートスペース獏 個展「生死無常」 福岡

2016 年 宇久画廊 個展 「いまわのきわ」 福岡

2016 年 ギャルリー志門 個展 「喪失」 東京

2017 年 アートスペース貘 個展 「花は野にあるように」 福岡

2018 年 IAG アートギャザリングexhibition 東京

2018 年 ART BASE 88 10 周年記念企画コレクション展 福岡

2018 年 アートスペース貘 個展 「骨。或いは山」 福岡

2018 年 宇久画廊 個展 「Bones and/or Mountains」福岡 

2019 年 由布院駅アートホール 個展 「骨。或いは山」大分

2019 年 Sangkring art space [ residence ] Indonesia Yogyakarta

2019 年 Lorong Sangkring 個展 「Clean and Unclean」Indonesia Yogyakarta


受賞歴

2012 年 ギャルリー志門 第3回ドローイングとは何か「大賞」 東京

2013 年 ギャラリーレコルテ Tokay Geko Award 2013「5位入賞」 福岡

2013 年 第2回宮本三郎記念デッサン大賞展「入選」 石川・東京

2014 年 PONTOON 装画コンペティションVol.12「準入賞」東京

2015 年 九州産業大学卒業制作展「優秀賞 買い上げ」

2016 年 第30 回 三菱商事アートゲートプログラム「入選 買い上げ」

2017 年 大野城まどかぴあ版画ビエンナーレ「入選」福岡

2017 年 第34 回 三菱商事アートゲートプログラム「入選 買い上げ」

2018 年 絹谷幸二賞 推薦

2018 年 IAG アートギャザリング「入選」東京

2019年 玉乃井旅館コレクション展 「現代篇 2019」 福岡


Keita Ando


1992 born in Kawasaki, Kanagawa, Japan


Exhibition

2013 Galerie Simon Winners Competition of 3rd Annual “What Is Drawing”, Tokyo

2014 Galerie Simon Winners Competition of 3rd Annual “What Is Drawing”,

Grand Prize Solo Exhibition “Keita Ando”, Tokyo

2014 Art Space Baku「Takashi Shiba× Keita Ando」, Fukuoka

2014 Shichiri Nakayama「Let’s Dance Walz」, Art Works for norvel, Tokyo

2015 SICF16, Tokyo

2015 Fukuoka Prefectural Museum 「Kyushu Contemporary Art」, Fukuoka

2016 Art Space Baku Solo Exhibition「生死無常」  , Fukuoka

2016 Uku Gallery Solo Exhibition 「いまわのきわ」, Fukuoka

2016 Galerie Simon Solo Exhibition 「喪失」, Tokyo

2017 Art Space Baku Solo Exhibition 「花は野にあるように」, Fukuoka

2018 IAG Art Gathering Exhibition, Tokyo

2018 ART BASE 88 10th Anniversary Collection, Fukuoka

2018 Art Space Baku Solo Exhibition 「骨。或いは山」, Fukuoka

2018 Uku Gallery Solo Exhibition「Bones and/or Mountains」, Fukuoka

2019 JR Yufuin Station Art Hall Solo Exhibiton 「 骨。或いは山」, Oita

2019 Tamanoi Ryokan Collection 「Mordern Art 2019」, Fukuoka

2019 Sangkring art space [ residence ] Indonesia Yogyakart

2019 Lorong Sangkring Solo Exhibition「Clean and Unclean」, Indonesia


Achivement

2012 Galerie Simon 3rd Annual “What Is Drawing”, Grand Prize, Tokyo

2013 Gallery RECOLTE Tokay Geko Award 2013「5th Prize」, Fukuoka

2013 2nd Miyamoto Saburo Award for Original Sketch, Tokyo

2014 PONTOON Illustrarion Competition Vol.12「2nd Prize」, Tokyo

2015 Kyushu Sangyo University Graduation Works Exhibition

「Excellence Award Purchase」, Fukuoka

2016 30th Mitsubishi Corporation Art Gate Program

「Excellence Award Purchase」, Tokyo

2017 Print Biennial in Madokapia「Prize For Excellent」, Fukuoka

2017 34th Mitsubishi Corporation Art Gate Program

「Excellence Award Purchase」, Tokyo

2018 10th Koji Kinutani Awards, Honorary Mentions, Tokyo

2018 IAG Art Gathering「Excellent Award」, Tokyo

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